Webライターの心得

Writeeeacherの中野です!
今日はライターの心得について学びましょう。

ライターにも様々な種類があります。
部隊などの脚本を書くシナリオライター、キャッチコピーを作成するコピーライター。
今回はWrieeeachで挑戦していただくWebライターの心得についてです!

1 Webライターとは

Webライターとは「Webに掲載する記事を書くライター」です。
そのままですが、一番のポイントがここ!
つまり、掲載する媒体が『紙』ではなく『Web』であることです。

2 紙とWebの違い

紙媒体とWeb媒体の違いと、その違いがもたらす影響は以下の通りです。

①読むことに対する意識の違い

紙媒体の場合お金を払って読んでいることが多く、読むことに対しての意識が高いと言われています。
一方Web媒体の場合は隙間時間の暇つぶしとして『何となく』読まれることも多く、記事の価格も無料のものが多数あります。
そのため読むことの意識が低く、途中で離脱されてしまう恐れがあります。

「暇だったので、偶然目に留まったから読んでみた。」
「SNSで共有されていて、タイトルが気になったから読んでみた。」
そういった経験のある方も多いのではないでしょうか。

つまり、Webコンテンツでは読者に飽きられないコンテンツ、最後まで引き付けられるような仕掛け作りが重要です。

②閲覧時のデザインの違い

雑誌や新聞などの紙媒体では、誰がいつどこで見ても同じ作りで同じデザインです。
Web媒体では閲覧しているのがパソコンなのかスマートフォンなのか、またスマートフォンでもiPhoneなのかandroidなのかなど機種によっても表示の形式が変わるのが特徴です。

すなわち、様々なデバイスに対応させたサイト作りや、コンテンツ自体の見やすさが重要です。

③ユーザーの流入時期の違い

紙媒体の場合は、基本的には発売している期間のみユーザーの流入があります。
また一番ユーザーにリーチしやすいのは発売直後であり、発売から時間が経過すれば流入数は減少するのが一般的です。
しかしながらWeb媒体の場合は、検索エンジンで上位表示がされると半永久的にユーザーの流入が見込まれます。
検索エンジンで上位表示させるSEO対策には時間がかかるため、流入数は掲載直後ではなく後から増えていく漸進的に増えていくのが特徴です。

そのため掲載から数年たっても価値のあるコンテンツを目指すのがよいでしょう。
たとえば、『最近』といった言葉は現在についての記述がなければ数年後には一体いつのことを指すのか不明確になってしまいます。
もちろん時事に特化したコンテンツ作りも流入数を増やすことには有効ですが、掲載サイト全体の評価向上には繋がりにくいため基本的には長い目で見て有益なコンテンツ作りがおすすめです。

3 Webライティングの心得

では実際にWebでライティングをする際の心得をお伝えします。

  • 見出しの下にはすぐ結論

    読者は答えを求めてるのであって、ストーリーを知りたいわけではありません。
    見出しの直後に結論がある文構成だと、ユーザーが自身のニーズに合わせて必要な部分のみピックアップして読み進めることができます。

  • 冗長的な表現は用いず、簡潔な文章を心がける

    回りくどい文章はサイトの離脱率を高めるというデータがあります。
    ユーザーの途中離脱を防ぐために、まずは簡潔な表現を心がけましょう。
    不要な装飾は出来るだけ省き、シンプルな文にするのがポイントです。

  • 競合サイトを真似しない

    同じキーワードで上位表示されているサイトは、ユーザーニーズに合っていると評価されている内容だということです。
    競合サイトを参考にするのは構いませんが、内容をコピペしたり、ツギハギにするのはもちろん禁止。
    掲載サイトの信用にも関わりますので、オリジナルの内容を提供しましょう。

  • 情報源を明記する

    ユーザーはWebの記事を見る際、その記事の信頼性を重視するというデータがあります。
    どこかのサイトから情報を使用した場合は、引用元や出典として明確に示し、リンクを挿入することが必要です。

    【引用】どこかのサイト・媒体からそのまま文章やデータを持ってくる場合
     例:国家機関のホームページ、書籍、その言葉を提唱している社団法人など
      ※競合サイトからの引用は禁止です!
    【出典】引用したものを少し変更した上で、表や文章にまとめる場合
     例:公共機関や転載可能なサイトなど
    【参考】内容を記事執筆で参考にした場合
      ※参考にした記事は特にURLとして入れ込む必要はありません。

  • 根拠のある、説得力のある内容を作成

    一般的にデータや統計を用いるのが好まれます。データ等がない場合は比較を使うとよいでしょう。
    ユーザー自身が判断しやすいアドバイスを行えている記事を作成することが大切です。

  • PREP法を用いる

    Webコンテンツでのおすすめの書き方がPREP法です。
    Point(結論)→Reason(理由)→Example(具体例)→Point(結論)という流れで構成を作成する方法です。
    たとえばアプリの紹介で、この論法を使うと以下のようになります。

    映画を見るなら○○というアプリが便利です。 【Point:結論】
    なぜならこのアプリを使えば〜だからです。  【Reason:理由

    先日、〜ということがありました。      【Example:例】
    ですので、〜したいときは○○というアプリを使うと〜ができます。 【Point:結論】

    PREP法の場合は、結論が最初にくる非常に簡潔で分かりやすい記事構成となります。
    慣れるまでは基本的にこのPREP法を使用して書くようにするとよいでしょう。

まとめ

Webライターの基本的な心得を押さえたうえで、記事の執筆に取り掛かりましょう!
Writeeeachでは初心者ライターの方も着実にスキルアップしていける環境を作ってまいりますので、ライターに興味を持った方はぜひエントリーお待ちしています!

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